20代後半にして初めてキャバクラで働く女の体験記〜vol.1面接〜

キャバクラで働く女の体験記

一度きりの人生。やりたい事は全てやって後悔しないように生きたい。

2014年12月に起業をした。

 

後悔しないように本気で生きるならば、このまま企業に居続けるよりも1人で飛び出した方が良いと考えていたから。
この話をしてしまうと本題までいけなくなってしまうので詳細は割愛します。

 

私たちのお客さまはキャバクラで働く女の子たち。

 

彼女たちをサポートするサービスやものづくりをする会社です。

 

私はキャバクラ嬢ではないので、いくらアンケートとったり統計データ出したり、お店に行ってみたりしても、
彼女たちの気持ちって本当は分かってなくて、このままでは自己満のビジネスになっちゃうよね、って思った。

 

私もキャバクラ嬢になる。

 

現場を知る、常にユーザーに寄り添う。
当たり前なんだけど、これが1番重要なことよね。せっかく女子なんだし。

 

勿論、生半可な気持ちで入る世界ではないことは肝に銘じなければいけないっ。
だからリサーチついでに♩ではない。お店にいる時は、キャバクラ嬢として真剣に上を目指して行こうと決意して、いざ新境地へ。
キャバ嬢友だちがよく使っているという「体入ドットコム」という求人サイトでさっそく検索。

 

初心者には銀座は敷居が高いな。
ドレス買い揃えるのお金かかるな。
「制服貸出」「銀座以外の主要エリア」で条件検索。
ドレス貸出もあるけど、コスプレっていう手もあるのか。
けっこう童顔だし、濃い化粧似合わないし、髪短いし黒いし、ドレス似合わなくない?
そこで選んだのは学生服コスのお店。
「ホスラブ」での口コミも悪くない。

 

cc: nastro gitanes

cc: nastro gitanes

電話で問い合わせ、その週に面接でに呼ばれた。
持ち物は紺ソと身分証明ができるものだけ。

 

紺ソなんてなかなか見つからなかったよお〜。

 

駅近の人通りが多い場所にどーんと大きい看板を構えている。
すぐに見つけられた。

 

表にボーイさんが立っていたので、お電話したMです。と声をかけると店内に案内してくれた。
まだ 19時だけど、お客さまが既に二組いて、
きゃいきゃいと女の子とはしゃいでいる。

 

席数はVIP×1、フリー×6ぐらいの小さな箱。
きょろきょろしていると面接担当の人が来た。

 

面接と言っても、体入に向けての本人確認のようなかんじ。
(良かった。26歳でこの容貌だからソク落とされちゃうかも、なんて考えていたので一安心)

 

— 体入前契約の様子。
1枚の紙を差し出され、履歴書かわりだから宜しく〜とのこと。
出身校、京都と記入…
面接官「え?京都って京都県じゃないの?県に丸してよ」
おいおいw
思わず私も混乱。いや、県じゃないことは分かるけど、つられて1都1道2府43県を一緒にスマホで検索www
というか、中学校から大学までの所在地かかせるのか。。

 

他にも履歴書はなんだかおかしくて、なぜか両親と兄弟の年齢記入があったり、
干支も空欄にしてたら書いて!て言われるし。
あげくの果てに、名前がわかる証明書を4つも要求される。4つもいるの?!といったら

 

うち、しっかりした会社なんで〜 ←

 

おいおいwww
分かりますよ、ふらっときて飛ぶキャストがいるから確認の上に確認があって確認するのは!
でもしっかりした会社ではない!!!
そしてボーイさん終始お子様を扱うかのような言葉遣い。
「はい、これね〜♪書いてにゃ」
うんっ優しく話してくれてありがとうっ!

 

少し感情的になってしまいましたが、無事面接は通過のようです。

 

体入時給与 ※体入.com経由での応募
3500円×3H(時給※通常時給の1000円増し)
-3000円(体入手数料)なんやそれ
-800円(共益費1ヶ月分)クリーニング代?
-1500円(送迎代)うんうん
=5200円(安い!)

 

その他遅刻や欠勤などのペナルティがいろいろ付く。
噂通りがんがん値引いてきます。
キャバで働いている女の子の愚痴が分かるなああ。。

 

と、体入前から少しモチベーションが下がり気味だけど、
契約が終わり早速体入開始の流れになった。

 

次回につづく…(ドキドキ)
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Miyu(仮名)

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ひょんなことから、20代後半にして初めてキャバクラで働いています。 そんな私の体験記をご紹介します。