20代後半にして初めてキャバクラで働く女の体験記〜vol.3クリスマス〜

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もう街はすっかり年末モードですが、今更クリスマス投稿♪♪

 

先週はクリスマスに連勤で(キャバクラの方)、年末に向けて仕事も追い込みで、

その上、忘年会もあって、ゆっくり文章を書く暇がなかった!!と言い訳させてください。てへぺろ。

 

そう。せっかくなんで、キャバクラが盛り上がりそうなクリスマスに、

年甲斐もなくミニスカサンタを着用して出勤しよう! と挑んだ聖なる夜。。

※写真はイメージです。

出典：http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/techfrontier/cabinet/03104022/03121778/img59890036.jpg?_ex=300×300&s=0&r=1

 

 

お店がめちゃくちゃ暇で泣きそうでした!!!!!

 

勤務してる店舗では、順番に店頭で呼び込みをしなければならないんだけど、

いつもなら店が暇な時に10分間ぐらい外でやるわけ。

それが今回、合計で1時間ぐらい寒空の下ですよ!!

 

いつもよりは長いかもしれないが、そうは言ってもミニスカ。

※いつものコスはわかめちゃん丈です。

びゅーびゅーとスカートの中に風邪が吹き込んでくるー…!!!

 

笑顔も引きつっているのか、いつもならすぐに通りがかりの人と会話になるのに、

誰も相手してくれないの!!

 

家族や恋人のために早足で帰宅ですか、はい。

いつもは騒がしい街も、21時半頃には「え？こんなに？」ってほど人が少ない…。

クリスマスの厳しさを知りました。

 

確かに、私がクリスマスに出勤できたのも、連日入っていたお仕事関係の飲み会が

この日だけきれいに空いていたわけです。

で言うと、普段仕事ばっかりしていて、夜もだいたい仕事飲みとかで家族or恋人いない人は、

暇人さんなんじゃないかと思うのよ。

でも、キャバクラには来ない。

強がってんの？？

ん？よけいに悲しくなるって？？(^∀^))))

 

分かるよ。

でもお客さん来てくれなかったらキャストの女の子もっと悲しいよ!!!

一緒にシャンパン飲もうよおおお

 

と、凍えながら心の中で叫ぶ。なかなか進まない時計の画面を見る。

 

連絡するお客さんもいないしなあ(まだ3日目なので)

 

このままだとずっと外に放置されそうな雰囲気だった…。

よし、この場をかりて客引きマスターになってやろうじゃないか。

※基本的に「客引き」は禁止されているので、あくまで不特定多数に向けてのティッシュ配りです。

 

作戦①

がくぶるしながら配布用ティッシュを握りしめる。同情作戦。

→ただでさえ人いないのに、震えてるだけじゃ誰もつかまりませんっはい次!

 

作戦②

とにかく元気にはしゃいでミニスカサンタアピール!

→2〜3人ふらっと近づいてきてくれたけど口をそろえて「可愛いね、また今度くるね〜」

絡むなら私を連れて中に入ってええええ泣

 

作戦③

狙いを定める。

キャバクラ入ってきそうなお客さんに狙いを定めて集中攻撃!

お洒落ヒップ系男子→絶対来ない

女子も一緒のグループ→睨まれたら怖いので無難に回避

家族、恋人っぽいのは論外なので狙うは…

・１人で仕事終わりで不燃焼っぽい35〜50代のサラリーマン

・3〜5人酔っぱらい男集団(テンション高め)

 

この2パターンの人たちは大体目は合う。

 

1組目、5人の団体。

その中でも最も陽気そうなおっちゃんと目が合う。

「こんばんは〜!○○でーす！(さいこうの笑顔)」

「えへへークリスマスなのに大変だね〜」

よし、足先がこっちに向いたよ、かもん！

シラフっぽい部下が割ってはいる。「はいはいはい今日は帰りますよー」

 

2組目、独身貴族系男子。

「こんばんは〜♡」(ティッシュを差し出す)

「ありがとう。え、君名前なんていうの？年明けに行くよ。」

すげーキザっぽい人だな。語尾にベイビー付きそう。

名前を伝えてさようなら。

3〜4組目、同じく団体戦。

失敗…

 

5組目、ラフな格好の1軒目の後だと見られる男性１人。

んーー微妙かな、予定ありそうな雰囲気…

と無言でがん見してたら相手から近づいてきた。

「ちょっとめっちゃ寒そうだけど大丈夫??!」

「そなんです〜っっもう今日ずっと外で死にそうです!!!!」

「かわいそうに」

「お願い!すぐ帰って良いから中まで一緒に行こう!!」www

暇だし行っても良いよ、という感じだったので、強制連行。

 

やっとの思いで店内に帰還。

更にお酒をねだって一緒に乾杯。

生き返ったー…。

そのままこのお客さまに場内指名を頂いて、ゆっくりと過ごす。

 

セット時間が終わってあっさりと帰宅。

私の王子様、さようなら…。

 

また外かも、とびくびくしていると

「みゆさん場内入りました!」とボーイから声がかかる。

え？まじで？誰とも話してないんだけど。

 

席に行くとさっきティッシュを渡したキザ男子が!!!!

「年明けたら名前忘れちゃいそうだから来ちゃった」

あーりーがーとーう!!!!!!!!!!!

メリークリスマス!!!!!!!!

 

ということで、作戦③の狙いを定めるは2/5の打率という好成績を残しました。

 

なんだか少しお店に貢献できたクリスマス。

次の日、冷え過ぎでお腹こわしました。