二日酔いのループ〜26歳新人キャバ嬢の奮闘記〜

 

26歳で、夜職の世界へ飛び込み、日々苦悩しながらもその体験を赤裸々に語ろうと思います。すべての夜職がそうだとは限らないけれども、少なくとも私が体験した事は事実。そんな世界もあるんだな・・・と、読んで頂ければ幸いです。


 

全ての感情が負の方向に持っていかれる

画像引用:pakutaso.com

私は二日酔いのとき、とてもネガティブになる。気持ちがざわざわして、頭がまわらなくなって、全ての感情が負の方向にもっていかれる。とくにラップトップやiPhoneの画面を見ると、気持ちのざわつきがひどくなって、怖くなる。今のお店は21時から朝まで働いているので、出勤した次の日の土曜日はたいてい二日酔い。別に強制的にお酒を飲まされるわけではないけど、飲んだ方が自分もお客さんも楽しいし、何より、売上に繋がる。

 

プライドを持って望むパフォーマー達

画像引用:pakutaso.com

そんな時、夜働く女の子たちって本当にすごいな〜、と思う。接客だけならまだしも、今のお店(キャバクラだけど、ショーパブとしても楽しめる)には接客もパフォーマンスもこなすダンサーたちがいる。彼女たちはダンサーとしてのプライドをもってお店で働いている。接客だけしているただのホステスとは違う、とはっきり区別していると思う。それでもパフォーマンス以外の時は、お酒を飲み、客と接する。

 

 

悪いものが体に蓄積していく感覚・・・。

画像引用:pakutaso.com

盛り上がっている金曜の夜中は彼女たちも酔っぱらっていて、何だか、悪いものが体の中にたくさんたまっているような、そんな表情を見るときがある。 お酒は思考を停止させ、体力をうばう。とりわけお酒が強い人なら違うのかもしれない。それでも、日々摂取されるアルコールは、静かに身体の隅々まで流れ込み、蓄積されていく。私ならきっと潰れるだろう。

 

 

強くて美しい女性たち・・・。

画像引用:pakutaso.com

ダンサーとしてしっかり体づくりをしないといけない一方で、夜の世界の仕事が待っている。その瞬間のお酒の楽しさの誘惑に負けて、次の日に気持ちがざわざわする。そんな気持ちと、すっきりしない体を引きずって、笑顔でステージに立つなんてできないと思う。生理のときにTバックでしなやかに踊るなんてできないと思う。私は想像するだけで吐き気がするようなハードな生活の中で、いつでも美しく踊る彼女たちは、本当に強くてかっこいい。

 

 


夜職と言っても色々あります。私がこの世界に入って、色々と日々感じることは、とてもこの世界はハードだということ。お酒の強さ弱さよりもこの世界に順応できるかどうか。毎日来てくださるお客様の為に今日も笑顔で接客している仲間を見ていると、彼女達が持っている強さを垣間見ることが出来ます。とはいえ、お仕事中はとても楽しいし、色々な人とお話できるのもうれしい。今日も素敵な方とお話できるのを楽しみにしている私たちがいます。

 

 

 

もっとナイトビジネスの事を知りたくなったらシェア!

The following two tabs change content below.
Miyu(仮名)

Miyu(仮名)

ひょんなことから、20代後半にして初めてキャバクラで働いています。 そんな私の体験記をご紹介します。