コーンポタージュ缶に残る“子”を救出できない者は大人ではない。
初雪の舞う季節になった
そんなレミオロメン風の感傷に浸りながら酔った帰り道を鼻歌交じりに帰る事が多くなった荒木賢二郎です。寒いのう。
今日、電車の乗り換えが上手くいかず駅で8分待つという修行があり、今年初のコーンポタージュ缶を買った。
子供の頃はこのコーンが大量に缶内部へ残って悔しい想いをしたものだ。
100円玉で買える温もりに包まれ体が温まった直後に、コーンが出てこない世間の不条理に心が冷める。子供ながらに世の中の不公平さを嘆いたものだ。懐かしいなあ。
34歳となった私は、もはやコーンポタージュ缶で心が冷める事は無い。
大人の私にとってコーンポタージュ缶は、身も心も温めてくれる太陽となったのだ。なぜなら、コーンを内部に残さずに飲む方法を知っている“オトナ”だから。
さて今回は、まだコーンポタージュ缶にコーンを残してしまう“コドモ”に向けて、生きていく上で全く役に立たないコーンポタージュ缶を上手く飲む方法について書こう。
ちなみにiPhoneからこの記事の下書きを書いていたら電車を一本乗り過ごしてしまった。全部コーンポタージュ缶のせいだ。
コーンを缶に残さない飲み方
やり方は簡単。慣れると一秒でできる。
飲み口の下部分を凹ませて缶から口への水流を淀みなくつなげるだけ。
コーンが缶に残る理由は二つしかない。一つは飲み口部分のほんの2mmのハードルが越えられない子がいる事、もう一つはその2mmの壁にコーンがぶつかって渋滞する事が原因で缶内部の水流が逆流してしまう事。
この二つを同時に解決する方法こそが、飲み口の下を凹ませるという方法。
会社のオフィスに戻ってきた。未読メールが27件あるけれどこの記事を書き上げよう。メール返信を待っている皆さん申し訳ない。
全部コーンポタージュ缶のせいだ。
さて、せっかくオフィスに居るので図解してみた。缶を凹ませた方は水流に乗って粒が何のストレスもなく口に注がれていく。一目瞭然だ。
最近ブログや記事で本気の題材を取り上げていたので、たまにはこれぐらいゆるい記事でバランスを取りたいと思う。
記事が拡散されてバズった後の記事は正直、誰の目にも触れず誰も読まないぐらいで丁度いい。
そうやって人は心のバランスを取る。
もし、このゆるい記事が拡散されてしまったとしたら…全部コーンポタージュ缶のせいだ。

荒木賢二郎

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